はじめに
ブログはじめて間もないですが,私,盛大にあることをやらかして大変な思いをしました.
WordPressの管理画面にて,サイトURLをサイト管理URLの両方を変更したのです.
きっとこの記事をご覧になっているみなさんは,私と同じ経験をされている方ですよね.
そんなの御法度に決まってるだろ(笑)と知っている方は,さすがです!尊敬します!
どうやら私は,WordPress初心者かつ天性の機械音痴が発動し,御法度であることに気が付いたのは,困ってからでした(笑),いや,笑えない(笑)
下手すれば,せっかくお金を払ってレンタルしたドメイン代を吹っ飛ばすほど,取り返しのつかない状態につながるミスだったので,みなさんには,ぜひ気を付けていただきたいです.
ネット上では,復旧方法は,その場しのぎ説が濃厚な模様ですが,現在はこうやって,ブログを打ち込めているので,気が向いたら本質的な復旧方法でも調べてみようかなと思います.
それでは,備忘録も兼ねて,事件の経緯と,復旧方法について説明していきます!
レンタルサーバーがConoha wingではない方は,今回はごめんなさい!!たぶん,お役にたてません💦
事件の経緯
私は,ブログ駆け出しの身分にて,チャレンジ精神は旺盛なものの,御法度事項に関する知識をはじめ,WordPressを使いこなすための知識も不足しております.
ブログ開始5日目,私は,ブログ名を変更したかったので,それに伴って,ブログURLを変更しようと思いました(🚫絶対だめです🚫).
下記操作は,絶対に行ってはいけないので,反面教師としてください🙅
管理画面の「設定」を押すと,「一般設定」と大きく左上に書かれたページになります.
いくつかの項目が入力できるようになっていますが,上から順番に見ていくと,3番目と4番目のマスに,
WordPressアドレス(URL),サイトアドレス(URL)の2項目が入力できるようになっており,どうやらここをいじれば変更できそうだと誰もが思うはずです.
確かに,アドレスの変更はできますが,異変はそこから生じます.
まず,URL変更後から,投稿の編集をしようと思っても,サイト閲覧画面が表示され,Not Found 404と出てきます.
あれ,絶対おかしいなと,ここで気が付くはずです.
そして,おかしいから一旦再度管理画面にアクセスしてみるか,と試みます.
そうすると,管理画面にログインするページのレイアウトがおかしくなっており,いつもひらがなを入力するrecapchaが入力できなくなっています.
絶対におかしいとここで誰もが確信し,絶望するでしょう.
だけどあきらめないでください.
私は,ここから復旧したので,その方法をまとめます.
解決の手立て
- 概略
今回は,一時的な復旧方法であると言われている方法を使います.
しかし,とても簡単だと思うので,とりあえず復旧させたい人にはもってこいだと思います.
簡単に説明すると,プログラムをいじって,もとのURLに戻す方法です.
私は,Conoha wingでドメインをレンタルしているので,conohaの管理画面であるプログラムのコードが保存されたファイルをダウンロードしてきます.
- いじる予定のファイルをConoha管理画面から取得
いつも通り,Conoha wingの管理画面にログインし,
「ファイルマネージャー」を押します.
このファイルマネージャーの中に,WordPressを構成するプログラムコードが保存されたファイルがたくさん入っています.
ファイルマネージャーを押したら,いくつかファイルが並んでいるページになりますが,その中から,
「public_html」という名前のフォルダがあると思うので,それをクリックしましょう.
そしたら,自分の設定したサイトURLが名前になっているファイルがありますので,それをクリック.
そうすると,さらにたくさんファイルが出てきます.
それらのファイルの中から,
「wp-config.php」を探してください.
ありましたか?
そのファイル名のボタンのところにマウスカーソールを合わせて,右クリックしましょう.
そうすると,小さい画面が出てくるので,ダウンロードを左クリックします.
ダウンロードすると,自分のパソコンにそのファイルが保存されるので,今回はこのファイル内のプログラムをいじっていきます.
- ファイル内のプログラムをいじるための環境設定
プログラムのいじった経験がない方は,ピンとこないかもしれませんが,プログラムをいじるためには,それ専用の環境が必要です.
プログラム界では,このことを環境設定なんて読んだりしますが,これがまたちょっとややこしいので,挫折する人が多いです.
下記の記事では,今回私が導入している環境である,「Visual Studio Code」の設定を詳しく解説してあります.
私は,この記事を参考に環境設定を行いました.
この環境設定を行っていたおかげで,さきほどダウンロードした「wp-config.php」のファイルをVisual Studio Codeで開き,コードをいじることができました.
私は,普段,Pythonというプログラム言語でプログラミングしていますので,この記事が全て参考となりましたが,普段プログラム書かない人は,Pythonを動かすための設定までしなくても良いです.
このVisual Studio Codeを導入しておくと,ダウンロードしたphpファイルをダブルクリックで開くことができ,また,コード内容を編集することができます.
- ファイル内容をいじる
さて,ファイルをVisual Studio Codeで開きましたら,早速,プログラムコードが書かれたファイルが登場します.
そして,そのファイル内に,以下のコードを入力します.
「あなたのWordPressアドレス」と「あなたのサイトアドレス」には,それぞれ,もともと設定していたURLをそれぞれ入力します.
もし,どちらかのアドレスだけ変更してるだけだよっていう場合は,どちらかだけのコードを追加してもらうだけで大丈夫です!
define('WP_HOME','あなたのWordPressアドレス');
define('WP_SITEURL','あなたのサイトアドレス');
この2行をどこにペーストするかというと,75-80行目あたりにある部分です.
「この部分にコードを入力します」というエリアに入力してください.
define( 'CW_DASHBOARD_PLUGIN_SID', 'bDsV_R5N_d89-63Vx1kAsQKOkRPwp5Kp_PbiUPlYVFtbFesOMU3fExcYz82P6FBaIYANWRvF892urFmGBnQBzvMhc4lTgxAiDe77eMZiKmE.' );
define( 'CW_DASHBOARD_PLUGIN_DID', 'h8qEB4190het4suv9GeVz6Q7zHNa8VnnIVb2iRBEuKsp2L0w0k2lL6KeKGvlN5k6auy1PqEEI98lQa0sceK7uh05rs5kZgRvBbQFQUvqMmQ.' );
/*この部分にコードを入力します! */
/* That's all, stop editing! Happy publishing. */
/** Absolute path to the WordPress directory. */
if ( ! defined( 'ABSPATH' ) ) {
define( 'ABSPATH', dirname( __FILE__ ) . '/' );
入力を終えたら,このファイルをVisual Studio Codeで「名前を付けて保存」します.
パソコン上のどの部分に保存するかは,お任せします(笑)
- 修正したファイルをConoha wingの管理画面で保存
続いて,修正したファイルをConoha上で保存します.
さきほど,名前を付けて保存していただいたファイルを,Conoha上のもともとダウンロードしたファイルの場所に移動させます.
ドラック&ドロップでも,ファイルのコピペでもいいので,その場所へ修正ファイルを追加してください.
そして,もともとあった「wp-config.php」のファイルをゴミ箱へ捨てます.
そして,新しく追加した修正ファイルの名前を,「wp-config.php」へ変更します.
さっきゴミ箱に捨てたファイル名と同じです.
ここまで,設定したら,作業は終わりです!
これまで,操作できなくなっていたページにログインしてみてください.
なんと,recapchaも正常作動し,投稿編集もできます.
私は,ここで感動して声を出してしまいました(異常者).
さいごに
いかがでしたか?
同じように困り果てたみなさんのお役に立てれば,私はまた声を出してしまいそうです(異常者).
それではまたお会いしましょう✋
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Kai
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